グルテンフリーのパスタっておいしいの?選び方を紹介

グルテンフリーのパスタっておいしいの?選び方を紹介

グルテンフリー中は、パスタを始めとした麺類は食べられないと思っていませんか。実はグルテンフリーの食品の中にはパスタもあり、グルテンを気にせずに食べることができます。

この記事ではグルテンフリーのパスタにはどのような特徴があるのか、小麦粉を使った普通のパスタとの違いについて紹介します。グルテンフリーを行っていて、パスタが食べられなくて辛いと感じている方はぜひ参考にしてください。

 

グルテンフリーとは

グルテンフリーとは

グルテンとは、小麦粉に含まれるタンパク質の1つです。小麦粉に水を加えてこねることで、グルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が結びつき、グルテンになります。グルテンは粘弾性があり網目構造を作るため、パスタのもちもち食感を作り出します。

グルテンフリーとは主に小麦粉を含む食品を避けた食生活をすることです。元々は、グルテンに異常反応を示し小腸の細胞を破壊してしまうセリアック病という病気の治療食です。栄養素の吸収率が低下したり、腹痛や下痢などの症状が出たりします。

さらに最近では、セリアック病ではなくてもグルテン不耐性というグルテンによって頭痛・倦怠感という症状を引き起こすことが、アメリカやヨーロッパで分かってきました。慢性的に体調が悪いと感じている方は、一度グルテンフリーに挑戦してみてはいかがでしょうか。もしかしたらグルテンが原因の不調かもしれません。

 

グルテンフリーのパスタの選び方

グルテンフリーのパスタの選び方

グルテンフリーをしている時に、パスタが食べたいと感じることもあるでしょう。実は小麦粉以外で作られているグルテンフリーパスタが販売されています。グルテンフリーパスタについて3つのポイントを紹介します。

 

素材

グルテンフリーのパスタは、お米・大豆・とうもろこし・こんにゃく・玄米などを使用して作られています。小麦粉のような風味とは変わりますが、それぞれの素材の味や香りを楽しむことができます。

お米・とうもろこし・玄米を原材料としている麺はグルテンを含んでいませんが、一般的な小麦粉を使ったパスタと同程度の糖質が含まれています。こんにゃくでできている麺はカロリー・糖質共に低く抑えることができますが、もちもちというよりはツルツルとした食感になります。大豆でできている麺は、糖質を抑えると同時にダイエットには欠かせない植物性タンパク質を一緒に摂取することができます。

 

生麺か乾麺か

グルテンフリーのパスタにも生麺と乾麺の2種類があります。パスタは粉と水を混ぜて作ります。乾麺は製麺した後に高温で乾燥させて作るため、賞味期限が長めです。一方で、生麺は卵も入れて製麺し麺は乾燥させません。乾燥させていないので賞味期限は短めですが、素材本来の味を感じやすいという特徴があります。

 

パスタの種類

グルテンフリーのパスタにも、スパゲッティ・ペンネ・フィットチーネなどの種類があります。パスタの太さや形状によってソースとの絡み方や食感が変わるので、味付けや好みでパスタの種類を選んでみてください。

 

グルテンフリーパスタと普通のパスタの違い

グルテンフリーパスタと普通のパスタの違い

グルテンフリーのパスタは、一般的な小麦粉を使ったパスタとどのように違うのか気になりますよね。味・栄養素・調理方法の3つの点に関して違いを紹介します。小麦粉のパスタに慣れていると、グルテンフリーのパスタの違いに最初は驚くかもしれませんが、慣れるとおいしく食べることができます。

 

味は小麦粉のパスタとは違う風味が出る場合があり、代わりに使った素材の風味が感じられます。素材によっては少しくせを感じて食べにくいと感じる可能性もあります。小麦粉を使ったパスタと比べてしまうと、小麦の風味がないなどと違いを感じて残念に思ってしまいがちですが、お米やとうもろこしの風味を楽しもうと思って食べてみてください。

ただし、パスタをそのまま食べることはあまりなく、ソースや具材と一緒に食べることが多いですよね。グルテンフリーの食品の中でも、パスタなら食べ慣れた小麦粉との素材の違いに気付きにくいです。またパスタとしてだけでなく、鍋の〆として入れたりラーメンのように食べたりとアレンジを楽しむこともできます。

 

栄養素

グルテンフリーのパスタは、代わりに使っている素材によって栄養素が変わります。ダイエット目的であれば糖質も控えたいところでしょう。例えば米粉やとうもろこし粉を使っている場合、糖質は小麦粉を使ったパスタとあまり差がないことが多いです。

ただグルテンを控えたいだけでなく、ダイエットや糖質制限まで考えているのであれば、糖質が低い素材を選びましょう。おすすめは九州産の大豆から作られている「九州まーめん」です。大豆のみで作られているので、食品添加物を避けることもできます。1玉あたりの糖質量が5.1gと、糖質制限やグルテンフリー中でも気兼ねなく食べられます。大豆の香りもそこまで強くないので、いろいろなパスタソースと一緒に食べてみてください。

▼【糖質5.1g】大豆100%の麺
九州まーめんはこちら!

 

調理方法

グルテンフリーのパスタはおいしくなかったという口コミもありますが、調理方法を工夫するだけでおいしく食べることができます。まずは、パスタをゆでる時のお湯や塩は多めに入れましょう。また、グルテンフリーのパスタは麺同士がくっつきやすいので、よく混ぜながらゆでることを意識してください。さらにグルテンフリーのパスタは小麦粉のパスタよりグルテンの旨味がないため、塩で下味を少し強めに付けるとおいしく感じられます。

そして一番大切なポイントは、ゆであがったパスタを洗うことです。小麦粉のパスタではゆであがったパスタを洗うことはありませんが、グルテンがない場合は舌触りが悪くなるので、周りに付いている成分を洗い流すことでソースに絡みやすく食感も良くなります。

素材や種類によって調理方法は異なるので、パッケージに書かれた時間や方法で調理を行ってください。書かれた調理方法でうまくゆでられなかった場合は、今回紹介したポイントを試してみてはいかがでしょうか。

 

グルテンフリーパスタを普段の食事に取り入れてみよう!

グルテンフリー中でもグルテンフリーのパスタであれば食べることができます。小麦粉を使った一般的なパスタとは風味が異なる場合もありますが、ソースや具材と一緒に食べるおパスタ料理であれば、他の麺類よりもグルテンフリーの麺の風味が気になりません。

大豆で作られている麺を選べば、糖質を抑えることも可能ですので、目的に合ったグルテンフリーのパスタを選んでみてください。

大豆100%麺、九州まーめん

▼【糖質5.1g】大豆100%の麺
九州まーめんはこちら!

 

 

…………………………

参考:

『グルテンフリーとは』-ビーフン・ラボ
『生パスタと乾麺の違い』-デッラ・アモーレ
プラントベースなおもてなし③ グルテンフリーパスタを美味しくゆでるコツ!キヌアとひよこ豆のファラフェルとトマトソースのパスタ』-プラントベースレシ