糖質制限中、炭水化物や甘いものを控えている人は多いですが、調味料にまで気を配っている人は少数派ではないでしょうか？
調味料のなかには、砂糖以外にも糖質を多く含む食品があるので、使いすぎると知らぬ間に糖質をとり過ぎていることもあります。中でも特に注意したいのが味噌です。
この記事では、糖質制限中におすすめの味噌や、味噌を使った糖質オフレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
糖質制限中は糖質の多い調味料に注意！
味噌汁や味噌煮、味噌田楽など、味噌を使ったメニューはたくさんありますよね。味噌は、砂糖や醤油、塩、酢と並んで私たちの生活に欠かせない調味料です。
しかし、あなたが糖質制限をしているのなら、とり過ぎには注意しましょう。
味噌は調味料のなかでも糖質が多め
味噌は、調味料のなかでも糖質が多い調味料です。
同じ100gあたりの糖質量を比べてみると
・醤油……7.9g
・塩……0g
・酢……2.4g
であるのに対し、味噌は
・米味噌（淡色甘口）……32.3g
・米味噌（淡色辛口）……17.0g
・米味噌（赤色辛口）……17.0g
・麦味噌……23.7g
・豆味噌……8.0g
と糖質が多めです。
味噌をたっぷり使った料理は糖質が多いので、糖質制限中の場合は食べ過ぎに注意しましょう。
発酵食品ならではの栄養素も豊富
味噌は糖質を多く含んでいますが、発酵食品ならではの栄養素も豊富に含まれています。
大豆を発酵させることで、発酵前には少なかったアミノ酸やビタミンが増えているのも特徴で、たったひとつでたくさんの栄養素を補える点は、非常に魅力的です。
特に、私たちが体の中で作りだすことができない必須アミノ酸は、9種類すべてが含まれています。
使う場合は少量を心がけて
味噌の使い過ぎは、カロリー・糖質・塩分過多になる恐れがあるので、注意しましょう。とはいっても、強い旨みがある調味料なので、一度に100g、200gと大量に使うことはありませんよね。
味噌汁に使う程度の量であれば、カロリーや塩分のとり過ぎを心配することはありません。
豆味噌は味噌のなかでも糖質が少なめ
糖質制限中は、カロリーや塩分のとりすぎは気にならなくても、糖質のとり過ぎは気になりますよね。もしどうしても味噌の糖質が気になるのであれば、米味噌や麦味噌ではなく、豆味噌を使うとよいでしょう。
豆味噌は、大豆とこうじ、塩を混ぜ合わせて発酵させた味噌で、濃厚な旨みと渋み、少しの苦みが感じられます。
大豆が主な原料なのでタンパク質や旨み成分が豊富で、塩分が少ないのも体に気を遣う人には嬉しいポイントです。
他の味噌は火を通し過ぎると風味が損なわれてしまいますが、豆味噌は加熱すればするほど旨みやコクが増します。したがって、料理向きの味噌であるといえるでしょう。
おすすめ豆味噌5選
それでは、おすすめの豆味噌をご紹介しましょう。
どれも味わい深い味噌なので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてくださいね。
カクトウ醸造「豆みそ」
昔ながらの製法で仕込んだ豆味噌です。杉の木桶で約2年間熟成させることで、深い味わいに仕上がっています。味噌汁以外に、田楽みそやみそ煮込み、みそカツ、酢味噌などにして味わうのがおすすめです。
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4582117851103/
伊藤商店「傳右衛門みそ」
愛知県武豊町で、200年ものの杉桶を使って仕込まれた豆味噌です。3年間じっくり寝かせることで、深い旨みとコクが生まれます。
原料は国産大豆と天日塩のみで、こうじも大豆で作っているのもポイント。豆味噌独特の苦みや渋みが穏やかなので、豆味噌を食べ慣れていない人にもおすすめです。
https://www.kuramoto-denemon.com/
海の精「有機豆味噌」
加熱処理をしていない、生タイプの豆味噌です。
苦みや渋みが少ないので、豆味噌独特の風味が苦手な人も食べやすいのがポイント。
貴重な国産有機大豆のほかこだわりの原材料を使い、2年間じっくり熟成させています。
https://www.uminosei.com/shouhin/miso/mame/
オーサワジャパン「有機立科豆みそ」
国産有機大豆を使って1年以上熟成させた豆味噌です。塩分は約13%と使いやすい塩加減で、濃厚な旨みも相まって、非常に深い味わいが楽しめます。
他の味噌と合わせてもおいしく食べられるので、豆味噌になれないうちは普段使っている味噌と組み合わせて味わってみましょう。
https://new.ohsawa-japan.co.jp/?actmode=ItemDetail&iid=922
蔵元 桝塚味噌「豊田枡塚 豆みそ Original（生）」
地元の大豆を使って、昔ながらの製法でじっくり熟成させた豆味噌です。粒が無いペーストタイプなので、味噌汁に入れても粒が残らず、口当たりよく仕上がります。
生みそ本来の豊かな香りもポイントです。
https://www.misodikara.jp/SHOP/ma0099.html
豆味噌を使ったおすすめ糖質オフレシピ4選
最後に、豆味噌を使ったおいしいレシピをご紹介します。豆味噌を使えば、糖質を抑えながらコクのある味噌味のメニューが楽しめますよ！
鯖の味噌煮
時間があるときに作りたいのが、豆味噌を使った鯖の味噌煮です。豆味噌は加熱すればするほどコクと旨みが強くなるので、じっくりコトコト煮込む鯖の味噌煮にはぴったり！
甘さを加えるときは、糖質の多い砂糖やみりんではなく、糖質の少ない甘味料を使うのがおすすめです。
糖質制限中におすすめの甘味料はこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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豚肉ともやしの味噌汁
豚肉ともやしをたっぷり入れた味噌汁は、おかずにもなる食べ応え満点の味噌汁です。油で豚肉を炒めてから煮込むことで、より深いコクが生まれますよ。仕上げに山椒を振ると、更に香りが良くなります。
シャキシャキのもやしと食べ応えのある豚肉、豆味噌の旨みのコンビネーションを楽しみましょう。
こんにゃくのみそ炒め
ヘルシーなおかずが欲しいときは、こんにゃくの出番です。こんにゃくは食物繊維が豊富で糖質が少ないので、糖質制限中にはぴったりの食材。
こんにゃくの糖質についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、是非合わせてごらんください。
[irp posts=”1967″ name=”こんにゃくは低糖質？糖質制限中におすすめのレシピも紹介！”]
淡白な味のこんにゃくに豆味噌を絡めると、途端に濃厚な味わいのおかずになります。お好みで柚子の皮を添えると上品な香りも楽しめますよ。
九州まーめんの味噌ラーメン
満足感のある麺類が食べたくなったら、九州まーめんを使った味噌ラーメンにチャレンジしてみましょう。
九州まーめんは、大豆100%で作られたまったく新しいタイプの麺です。1玉100gにタンパク質は14.9g、食物繊維は6.2gも含まれているのに、糖質は5.1gと控えめなので、糖質制限中でもおいしく食べられるんですよ。
九州まーめんは、醤油や味噌などの大豆を使った調味料と相性が良いので、豆味噌を使った味噌ラーメンは大豆の栄養や旨みを堪能できるベストな組み合わせ。
鶏ガラスープの素＋豆板醤＋豆味噌で簡単に味噌ラーメンのスープが作れるので、試してみてくださいね。
糖質制限中も味噌を上手に使おう
糖質制限中であっても、豆味噌を使えば糖質をそれほど気にせずにおいしい味噌味のメニューが楽しめます。
糖質制限中にこってり味のおかずが食べたくなったときは、豆味噌を上手に活用しましょう！豆味噌を購入するときは、記事中で紹介した商品も参考にしてみてくださいね。
九州まーめんのオンラインショップでは大豆100%・グルテンフリーの糖質オフ麺を販売しています。「糖質制限中だけれど麺が食べたい！」「高タンパクで低カロリーな料理を食べたい！」と思われている方にピッタリの商品です。独自の技術によって実現した100%大豆由来の糖質オフ麺は九州まーめんだけ！ぜひショップページもご覧くださいね。
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